先日ご案内いたしました保険診療における「キャンセル料の導入」につきまして、急遽、導入を見合わせることといたしました。
当院では当初、約束した時間を確保する上での相互の取り決めとして、一般的なキャンセル規定を設ける準備を進めておりました。
しかし導入の発表後、厚生労働省より通達があり、「保険診療が関わる枠組みでのキャンセル料の徴収は、すべて『選定療養(予約診療)』の制度に該当する」という見解が示されました。
この国が提示した「選定療養」のルールに従うと、日々の診療において「事前の予約を全く持たない急患のための空き枠」を常時確保し、意図的に空けておくことが必須条件となります。
キビキノ歯科医院は、ご予約いただいた患者さん、ひとりひとりに十分な時間を確保し、丁寧な説明や治療を提供することを優先しております。そのための完全予約制を導入しております。
行政のルールに合わせるためだけに、無理に急患枠を作って目の前の患者さんへの治療の質や機会を減らすことは、当院の診療理念に反すると判断いたしました。
国の制度解釈の曖昧さ分かりにくさがあり、厚労省からの通知による周知がなされました。今回、混乱に巻き込まれる形となり、事前の予告から一転しての中止で皆さんに混乱を招きましたことを、心よりお詫び申し上げます。
なお、規定は取り下げますが、無断キャンセルや直前の変更が、本来その時間に治療を必要とされていた他の患者さんの機会を奪ってしまうことに変わりはありません。引き続き、予約時間の遵守につきましては皆さんのご理解とご協力をいただけますと喜びます。
