伝えたいこと 歯内療法インプラント 歯内療法とインプラントの比較 「歯の根の治療(根管治療)は再発しやすい」「何度も腫れるから、抜いてインプラントにした方がいい」 もしこんな説明を受けたとしたら、鵜呑みにせずに考えてみてください。その比較は、少し公平ではない可能性があります。 日本では国民皆保険制度のおかげで、誰...
伝えたいこと 歯内療法の話(根管内の洗浄について) 歯内療法の予後を左右する要因の一つが根管内に残存する細菌です。歯内に感染がある場合、9割以上は浮遊菌で除去や消毒は難しくはないです。ですがバイオフィルムという固着した状態で存在しているものが非常に厄介です。このバイオフィルムを除去するのが非常に難し...
伝えたいこと VPT(Vital Pulp Therapy)歯の神経を最大限残す治療 VPTとはDirect pulp capping (直接覆髄)indirect pulp capping(間接覆髄)Full pulpotomy(全部断髄)Partial pulpotomy(部分断髄)これらすべてを含みます。目的を簡単に言うとでき...
こだわりの道具 次世代根充材「ハイドロゲル」に関しての考察 近頃、海外のジャーナルを漁っていると「ハイドロゲル」を用いた新しい根管充填材の論文が目に留まるようになりました。FDAの認可も下りた『OdneFill』という製品です。光照射で硬化をコントロールでき、極めて高い親水性で複雑な根管網に入り込む。メーカ...
治療について ドッグベストセメント ドッグベストセメントについてのキビキノ歯科の見解を書いておきます。一時期テレビにも取り上げられ、ご存知な方も多いかもしれません。あれから、かなり長い時間が経過しました。(言い換えれば、エビデンスの蓄積をするには十分な時間が経ちました。)この治療法が...
伝えたいこと 2026.4月以降の治療に関するお知らせ キビキノ歯科からのお知らせです。 結論から言うと2026年4月以降、自分(院長)が担当する歯内療法(神経の保存や根管治療)は、すべて「自由診療のみ」になります。(※あくまで「院長が担当する歯内療法」に限った話です。他の治療や、副院長が担当する診療に...
歯内療法の話 キビキノ歯科の歯内療法について:保険診療と自由診療の違い 一般的に「根管治療(神経の治療)」として広く知られていますが、専門的には「歯内療法(エンドドンティクス)」と呼ばれます。これは単に悪くなった神経を取るだけの処置ではなく、「ご自身の歯を生涯にわたって残すための包括的な治療体系」を指します。 キビ...
伝えたいこと 初診の方へ キビキノ歯科医院は完全予約制です。予約をしてからご来院ください。初診(再初診)の方には、診療前に問診票の記載をお願いします。記入後に診療となりますので予約時間よりお早めにご来院ください。事前に記入して持ってきていただけるとご案内がスムーズにできます...
伝えたいこと 歯内療法におけるNaOClの濃度と量、時間 歯内療法におけるゴールデンスタンダードの一つとして、NaOCl溶液による根管の洗浄および消毒があります。この洗浄消毒薬は、有機質を溶解しバクテリアを殺菌します。言い換えれば、壊死組織(バクテリアの餌になるもの)を溶解しバクテリアそのものにも効くとい...
伝えたいこと 歯内療法 歯内療法の話(薬剤編) 歯内療法大好き人間の院長です。さて、今回は歯内療法に使われる薬剤の話です。歯内療法で使われる可能性のある薬剤はいろいろあります。それぞれ目的があって、洗浄、消毒、GP溶解、貼薬など目的別に存在します。 使われなくなった薬剤(使うべきでない薬剤含む)...
伝えたいこと 歯内療法 歯内療法の話(根管充塡の話) 歯内療法が趣味な院長です。根管充塡の方法や材料は現在著しい進化をしています。何が一番いいの?となってくると現在はBC系のシーラーを使った根管充塡とMTAセメントを用いた根管充塡が甲乙つけ難いのではないかと考えています。 根管充塡の目的 拡大形成を行...
伝えたいこと 根管洗浄の際に使う補助器具 根管洗浄の際に使う補助器具に関しては、超音波による活性化がよく選ばれているようです。通常の根管においては紛れもなく第一選択です。一般的に金属チップを用いたものが多いのですが、湾曲根管等では作用させるのが難しくなります。使用時には金属チップを根管壁に...
伝えたいこと MTAについて ちょっと詳しい人なら何かしらピンとくるかもしれません。備忘録も兼ねて自分の知る限りの話を書いてみます。ここで、突然『キビキノ歯科医院では私費ではCSM(またはBC)使っています。 』と言ったとしましょう。歯科医師でも意味がわからない人いると思います...
伝えたいこと 根尖部フェネストレーション(開窓) 非外科的歯内療法の難症例の一つに根尖部フェネストレーションがあります。本来歯の根っこの先端は歯槽骨内にあるのですがそれが骨の外に飛び出していることをいいます。CTを撮影しなければわからないことも多いのですが、原因がわかれば殆どの場合、外科的な歯根端...
伝えたいこと 歯内療法済み歯におけるマイクロリーケージ(微小漏洩) 今回もマニアックな話を、、、。こんなことを気にして対策してるよって話です。 歯内療法済み歯の長期予後を決定付ける重要な因子として、マイクロリーケージ(微小漏洩)の管理が臨床的にとても重要です。(1)根管充填システム(2)ポスト&コア(3)接...
YOUTUBE 歯内療法 破折器具除去 1 破折器具除去です。歯内療法で使う器具は破折して根管内に取り残されてしまうことがあります。これは、どれだけ気を使っても起きてしまうことなのでしょうがないことです。根管内が清潔であれば、そのまま封鎖してしまっても問題がおきずにすむことも、、、。ただし、...
YOUTUBE 歯内療法 破折器具除去 2 根管内破折器具除去です。根管治療時に、器具が折れてしまうのは防ぎようがないですが、それが原因で病気を作ってしまう場合があります。除去ができないと抜歯や外科処置を行わなければなりません。...
YOUTUBE 歯内療法 破折ファイル除去 3 歯内療法を行なっていると、結構な頻度で折れた器具が根管内に残っています。毎月何本か除去しています。病気になってなければ経過観察でいいのですが、何かしらの臨床症状を有している場合は原因と考えられそうなものはとってしまわないと治療効果が望めないのでとっ...
伝えたいこと 歯内療法 水酸化カルシウム製剤の誤った使用法 かつて難治性の症例で水酸化カルシウム製剤を意図的に根管外に押し出すと治癒が促進されるという治療が提唱されたことがあります。 当時だけでなく現在でも十分なエビデンスがない治療法です。 結論から言うと現時点では間違った治療法として結論づけられています。...