相談内容
2008年に体育の授業でクラスメイトの頭がぶつかって前歯がずれてしまい、歯の神経が死んでしまいました。その歯だけが黒ずんでいき、下がってきているように感じます。
治療方法を調べていると、オールセラミッククラウンという方法があり、元の歯をかなり削らないと治療はできないとわかりました。
近くの審美歯科に相談してみると、歯を漂白する治療は一時的になるため、オールセラミッククラウンを勧められました。
神経が死んでいるとはいえ自分の歯なので残しておきたい気持ちがあります。
友人や家族にはそんなに目立たないと言われますが、笑う時や写真を撮った時にその歯だけ目立って見えるため、辛い思いをしてきました。
私にはどんな治療が合っているか知りたいのと同時に、キビキノ歯科医院さんなら患者の体を第一に考えて治療を行うと聞いたので、相談させていただきました。よろしくお願いします。
回答
長い間辛い思いをされたのですね。
歯の神経が死んでしまったことによる、歯の黒ずみと歯が下がってしまったかもしれないということが気になっているのですね。
まず、歯の変色ですが確かに大まかに分けて
歯の中から漂白する方法と
被せ物をして色を隠すという方法があります。
医院によって様々な考え方があるのでどのやり方が正しいとは言えません。
ただ、うちの医院の考えとしては
「自分の歯なので残しておきたい。」
この気持があるのなら、まずは自分の歯を最大限のこせる漂白をおすすめします。
確かに、漂白を行っった場合に不安な点としては
漂白後、少し後戻りする。
満足行くまで白くならないことがある。
等があります。
これらは、かなりの個人差があるのでやってみてはじめて分かることでもあります。
もしその結果に満足行かなかった場合にはじめて被せ物の治療を考えれば良いのではないでしょうか?
また変色の度合いによっては、オールセラミックでも色を拾ってしまい満足行かない仕上がりになることもあります。前処置で対策するか被せ物で対策するかその両方か歯科医師と技工士の知識と腕の見せどころですね。
次に、歯茎が下がってしまったように感じることについてですが、これはぶつけたことが原因で起こったのかその他の要因(歯周病、歯根破折、不良充填物、咬合関係などなど)が原因で起こったかは見てみないとなんとも言えません。
心からの笑顔で笑える様になるといいですね。
もしかしたら、お手伝いができるかもしれません。直接みせていただければ、もう少し具体的なことも言えるかな、と思います。
会って話きいてみたいなと思ったら、予約を取って下さい。ゴリゴリ話を進めたり、いきなり治療をはじめたりってことはないので安心して下さい。
もう少しメールで聞きたいことがあるのよってことであれば、分かる範囲で答えますので遠慮せずにメールして下さい。