を聞かれる方がいらっしゃいます。

聞かれた場合に考えなければいけないことが無数にあります。

虫歯の本数は?大きさは?症状は?口腔内の衛生状況は?どんな治療を希望されている?

によって異なります。診てみないと見当もつかないし実際にやってみないと期間や回数なんてわかりません。虫歯と簡単に言われてもC1,C2までの虫歯なのか可逆性歯髄炎を伴っているのか否か、C3の虫歯なのかC4の虫歯なのかでやることがとっても大きく変わります。そもそも、患者さんが虫歯だと思っていても虫歯じゃないこともあります。衛生不良であれば、口腔内の衛生環境を整えなければいけません。それも治療費、期間、回数に含めて答えなければいけないのかもわかりません。保険診療であればある程度の概要はインターネットで調べれば色々なサイトで解説されていると思うので、そういったサイトを参照してもらえると助かります。

キビキノ歯科の院長は細かいことが気になってしまうんです(笑)。通り一遍の解答ができないんです。

流れ作業で毎回決まった処置を決め打ちでやる治療であれば答えることができるかもしれませんが、少なくともキビキノ歯科院では保険診療であってもそういうことはしていません。それぞれの症例に応じてその人の希望も取り入れたより良い治療を提供したいと考えています。

一般的な歯髄温存療法、直接覆髄、間接覆髄などの治療法においても保険なのか、より良い効果を得ようとする保険外の手法、材料を使うのかによって費用も回数も期間も異なります。

もっとも予測がつけ易いであろう保険の小さい虫歯の治療でも、材料だけでCR、CAD/CAM、金パラ、銀合金、自由診療を含めるとMTAに代表されるBC系材料を使うのか使用前の処理は?リエントリーを行うのか否か、などなど、、。でかかる期間、金額、費用が変わります。

なのでざっくばらんに『大体のでいいので教えてください』って言われるのが、答えるのがもっとも難しい質問なんです。内情を知らないからとっても気軽に聞かれて、簡単に答えられると思ってらっしゃる方が多いのですが、実はとっても困っちゃう一番難しい質問なんです(T ^ T)。

来院前にこの難問(T ^ T)に答えるためには膨大なことを考えなければならないので、仕事量が多すぎて答えることはできません。具体的に今こういう症状があってこんな治療を希望しているのでどれくらいかかるか教えてくださいと個別具体的な質問であればまだ答えることが可能です。

来院後であれば、あくまで最短でこれくらいの回数や期間ということはできますが、そうじゃなくなる可能性も含めてお話しなければならないので一回分の治療の時間を使って話すことになります。必然的に来院回数が増えてしまったりその日の治療時間が短くなり予定していた治療ができないこともあります。そこはご了承ください。

それでも、繰り返しますがその通りにならないことのほうが多いので話が違うと怒らないでくださいね。

治療内容や方針、手段についてはいくらでも質問してください。大切な自身の身体のことなので納得いくまで付き合います。

上で述べたように保険の金額に関しては、全国一律なので参考にできるサイトが調べればいろいろあります。なので、そちらで調べてくださると助かります。

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

おすすめの記事