う蝕(虫歯)を削る際、う蝕部位へのアプローチとして多かれ少なかれ健全な歯質を削る事になります。その際、アプローチの仕方、また切削後に使う材料を適切に選ぶ事によって切削量が少なくなるようにしています。
・小さなう蝕を治療する際には金属ではなくコンポジットレジン(樹脂)を使う。(金属の詰め物を作るにあたって、作れる形が決まっているのでどうしても切削量が増えるため)
・極々小さな切削器具を使い、不要な切削を極力避けています。
歯質を削る量が少なければ少ない程、そのぶん身体には優しい治療となります。

また、自由診療にはなりますが2次う蝕の発生を極力抑えるために

  • 抗菌モノマーを用いた前処理を行い、2次う蝕の発生を極力おさえる
  • 破折抵抗性の強いコンポジットレジンでの充填することにより保険の材料では難しい場所に適用する

といった治療法もあります。

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