まいど。

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本日は
『変色歯について相談にいったらインプラントを勧められた』の巻

歯の神経がない歯のことを失活歯といいます。失活歯は個人差はあれど多かれ少なかれ変色してきます。
変色してしまった失活歯に関しては、ウォーキングブリーチを行うことで限度はありますが明るい色に戻すことができます。
もしそれでも、戻らない場合やひび割れなどでブリーチが不可能な場合、被せ物などで審美性を回復することができます。

変色したからといって歯を抜く必要はないし、ましてやインプラントにするなんて普通はあり得ません。ただし、歯根破折をしていたり変色とは別の理由で抜かなければならない場合は別です。

残せる歯を抜いて、インプラントにするメリットは患者さん側にはありません。
高額な費用を払って、自分の歯より劣るものにすることになります。
よくインプラントの成功率が高いと喧伝していますが、正直成功として良い基準が低いので成功率を高く見せているだけです。一見高く見える成功率にはカラクリがあります。

ネジ屋側としては、抜く必要のない歯を抜いてインプラントにすると収入が大きく増えます。ただし、普通に保険治療で行うと、良くてちょっとの利益、下手すると赤字の治療になってしまいます。適正な金額が保険では支払われていません。人として正しくないことはわかっていても、経営者としては選択できないと思ってしまうのかもしれません。

『保険で良質な治療を!』と署名を求めている場に遭遇したら協力することで改善につながるかもしれません。

閑話休題

本当に歯を抜くしかなくて
その後の治療に関して、あくまで選択肢の一つとしてインプラントを説明するというのは誠実だと思います。しかし、残せる可能性のある歯を積極的に抜いてインプラントってのは金のことしか頭にないネジ屋の仕事だなと自分は思います。

まとめると、
歯を抜く必要のない治療でなぜか歯を抜いて、インプラントを勧められたらネジ屋の可能性が大きいです。

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