ドッグベストセメントについてのキビキノ歯科の見解を書いておきます。
一時期テレビにも取り上げられ、ご存知な方も多いかもしれません。
あれから、かなり長い時間が経過しました。
(言い換えれば、エビデンスの蓄積をするには十分な時間が経ちました。)

この治療法が良いか悪いかの判断を当時はできませんでした。
患者さんのためになるならばと、当時導入してみた先生も多いかと思います。

ですが現在においては、時間的猶予があったにも関わらず査読付き論文は自分の知る限りはありません。
臨床報告というエビデンスレベルが最も低いものしか存在しません。

歯科保存学会の2024.7月の見解でも

「ドッグベストセメントを用いたう蝕処置についての臨床研究は、学術雑誌の原著論文としては確認できず、安全性と有効性に関する高いレベルの科学的根拠が示されていない」

とあるように基本的には商業誌などではとりあげられるものの、学術的な有効性を示すデータはありません。

ですので、より予知性が高く科学的根拠も豊富な治療法がある現在においては選択する必要性はないと考えています。



この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

おすすめの記事