デンタルチェア(A-dec)へのこだわり

なぜ、うちはA-decのデンタルチェアを選んだか?チェアなんて何でも同じじゃないんです。選ぶに当たって大事な事が三つ。

1)感染予防をしっかりしてるか。


デンタルチェアには、給水路という水の回路があります。じつは、ここに滞留した水が原因となって雑菌が繁殖してしまうんです。ある調査結果では、国内で販売されているデンタルチェアの中で雑菌が検出されなかった唯一のチェアでした。国内では、使用する水の水質に制限はありません。対応するかしないかはメーカーの良心任せ。それゆえ、ここでも作ってる会社に『愛』があるか。導入する歯科医師に『愛』があるかが大事。日本ではマイナーな機種ですが、世界的にはとてもメジャーな会社です。

2)壊れずに長く使えるか。


日本で販売されているチェアの多くは、数年の短い期間だけ販売し10年以上経つと修理パーツが手に入らなくなり買い替えなくてはならなくなります。そして、丁度その頃いろいろ壊れはじめます。修理すればまだ使えるのに、、、買い替えなくてはなりません。ある先生は、買い替え需要を作りお金を稼ぐためにやってるに違いないと言っています(笑)。A-decのチェアは、壊れにくく20~30年は平気で使えます。耐用年数20年に設定して作っているそうです。また販売期間も長く、いつでも修理パーツは手に入ります。新しい機能等は後から付け加える事が出来る拡張性の高さも備えています。壊れて買い替え需要を狙う、姑息な金儲けをたくらんでいません。やっぱり、患者さんだけでなく歯科医師への『愛』もあるからこんな事出来るんだと思います。

3)リラックスして治療にあたれるか。


ぶっちゃけ患者さんは、多かれ少なかれ緊張して治療にきます。歯科医院で名前を呼ばれたら、心拍数は上がりドキドキするものです。案内され、チェアに腰かけた時、感動があれば多少気持ちも落ち着きます。恐らく、国内で販売されているチェアのなかで一番座り心地が良いと思います。口の中では、治療のためとはいえ嫌な事が行われています。座り心地がよければ、リラックスして治療が受けられ、多少は嫌な思いも軽減できると思います。実際、治療中に寝てる患者さんもいます。

以上をもって当院ではA-decを選びました。

2020年追記

2014年に開業時に導入してから現在7年目です。チェアが動かなくなるような大きな故障がなく現在もしっかり動いています。その間、小さなエア漏れ(パーツを送ってもらえば自分で直せる)、小さな水漏れ等はありましたが診療を止めなきゃいけないような大きな故障はありません。ちゃんと快調に動き続けています。開業当時は3台でしたが、おかげで現在5台に増えました。もちろん、全てA-decです。

勤務医時代に経験した、国産チェアの故障で診療が出来ない(一年しか経ってないチェアなのに不具合が出てくる。5年目で、基盤交換それでも直らんどうすんの?など)。直しに来ても原因がわからず動くまでに何度もかかる(予約の患者さんを別日に変更しなきゃならなくなる)。パーツが高い(売上と患者さんからの信頼が減っているのに出費が増える)。といったことに遭遇し日本製=高品質という先入観は無くなりました。

開業するにあたって動かなくなるような故障がなく自分である程度なら直せる。信頼性の高いものをさがしてA-decを導入しました。今のところ大正解です。A-decに出会えて本当に良かったです。

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